□30代の若者との会話だ。

・「(冗談半分で)あの先生の笑顔はフェイクです。保護者や子供には人当たりは滅茶苦茶いいのですが、大学の学生たちには人が変わったように厳しく叱られます。」

・「そうなんだ。穏やかな時しか知らないので、まるでジキル博士とハイド氏のようだね(´∀`*)」というと、なにやら反応がない。

・「えっ、ひょっとして、ジキル博士とハイド氏って知らない(゚∇゚ ;)エッ!?」
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・隣にいた40代半ばの男性に訊いても知らないという。

・喩えが適切ではなかったかもしれないが、まさか40代の人まで知らないとは‼️

・世代間のギャップを感じた瞬間だ。

・世代間のギャップといえば、昔は「亀の甲より年の功」といって、年配者の智慧が重んぜられていた。

・まさに経験に勝る智慧はないのだ。

・誰しもが人生という道を歩くのは初めてであり、迷って当然である。

・そんな時、人生の達人である年配者が子供や若者にその場に応じて社会のルールを教えたものだ。

・例えば、銭湯に入る時には、かけ湯を浴びて汗を流し、前を洗ってから湯船に入る。手ぬぐいは湯につけてはいけない等々、人様に迷惑をかけないようにと教わった。

・今は、核家族化が進み、欧米流の個人主義が横行したために、権利ばかりが先行し、うまくいかないことがあれば、まずは自分で努力をしたり工夫をすることよりも、誰かや何かの責任にする人が多くなったように思う。

・それゆえ、現代は経験豊かな年寄りが重宝されるのではなく、なにやら社会の隅っこに追いやられているように感じるのは私だけだろうか。

・学校現場ではいじめが横行し、不登校児童生徒も増加の一途を辿っている。

・人と付き合うことが苦手な若者が増え、引きこもりやニートも増えるなど、対人関係の悩みは想像以上に多くなっているにちがいない。

こんな世の中だからこそ、心の有り様や豊かさを求める生き方を追求していきたいものだ。


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・自助、共助、公助とはうまくいったものだ‼️